オーストラリア専門サッカー留学・セミプロトライアル
2020-02-19

オーストラリアサッカーからの帰国!将来を見据えた鈴木選手のインタビュー!

鈴木暢オーストラリアサッカーセミプロ

シーズン開幕に向けて着々とセミプロ契約する選手が増えている今日この頃。

2020年シーズンもそれぞれの活躍と成長がとても楽しみです。

どうも小林です。

2020年シーズンのチャレンジャーたちが切磋琢磨しているなか、昨年末に帰国した鈴木暢選手と会ってきました。

帰国した選手と会い話を聞けるのは、とても喜ばしいことです!

2019年シーズンをセミプロとしてプレーした鈴木選手は、シーズン中の大きな壁を乗り越え充実したオーストラリアサッカーライフを送れたと話してくれました。

また、自身の将来と正面から向き合い帰国を決断するなど、聡明さに磨きがかかっている印象も受けました。

「オーストラリアでの経験を活かし、日本で社会人として活躍したい」と熱く語ってくれた鈴木選手。

そんな鈴木選手のインタビューをどうぞ!

Q.まずはシーズンを終えてオーストラリアサッカーライフはどうでしたか?

まずサッカー面では紆余曲折ありましたが、助っ人としてチームの躍進に貢献でき、充実したシーズンを過ごすことが出来た実感があります。

個人的には自分の実力もある程度までは思ったより通用したところがありました。

ただ私生活ではシドニーという環境で9ヶ月間過ごし、生活に慣れることで刺激が感じられなくなっていました。

Q.Bankstown Unitedを退団し、South Coast Flame FCに移籍しましたが、それぞれのクラブでうまくいったところ、いかなかったところを教えてください。

Bankstown UnitedにはFWに強烈なオーストラリア人のストライカーがいて、自分の色が出せないまま気がついたら契約解除という感じでした。

意気込んで臨んだ初試合で脳震盪になったり、監督とオーナーの意思疎通が取れておらず僅かな時間での契約解除になってしまったりと不運なところもありましたが、結果も出せなかったので、プロの世界では仕方がないと思いました。

Southcoast Flame FCでは初めから上手くチームの中に入っていけた感触がありました。

チーム全体からの信頼も感じましたし、そのおかげで自分も楽しんでプレーすることが出来ました。

結果として自分が出場し始めてからチームの結果も上向きになり、最終的にはチーム史上最高の成績を残すことが出来ました。

Q.2020シーズンのオファーもあったようですが、日本に帰国し就職することを選んだ理由を教えてください。

先程も少し触れましたがオーストラリアでの生活に慣れ過ぎてしまったことが1番の大きな理由です。

もちろんサッカーでお金を稼ぐこと、そのための準備や努力、クラブの練習や試合などの生活サイクルも、英語環境での生活もとても楽しかったです。

しかし将来のことを見据えた時、自分の未来はここにはないなと思いました。

Q.オーストラリアと日本の違いで感じたことを教えてください。

オーストラリアの良いところは何に関しても人それぞれで自由なところです。

みんな自分のこと以外はあまり気にしません。

街中で周りの目を気にしているのは日本人ぐらいだと思います笑

ですが友達や知り合いとなればとても優しくフレンドリーです。

そしてそれはサッカーでも同じです。

自分のやることに集中していれば、評価は自ずと下されるのでハードワークするのみと思っていました。

チームメイトもまずは自分のことを頑張っていれば仲間と認めてくれ、フレンドリーに接してくれます。

悪いところはあまりなかったですが、強いて言うならばインフラ面の不安定さですね笑

乗るはずだった電車が遅延の末にいきなり運休になったりということが多々ありました。

日本に帰ってきてインフラ面での安定性は、さすが日本だなと感じましたね笑

Q.オーストラリアで学んだこと、日本で活かしていきたいことを教えてください。

オーストラリアで生活することによって身につけた日常英会話が日本でも活かせると良いなと思っています。

ですがやはりオーストラリア生活で最も身についたのは、自分を表現するハングリーさや、それを貫くメンタリティだと思います。

どのような環境に置かれたとしてもオーストラリアでの経験を思い出し、歩んでいきたいと思います。

Q.最後にオーストラリアサッカーにチャレンジしようと考えている選手にメッセージをお願いします。

チャレンジを検討するにあたって将来のことや今の自分、周りの目など、色々なことが頭の中に入ってくると思います。

ですが、いざオーストラリアに旅立ってしまえばその全てを忘れてしまうような素晴らしい環境、人生経験が待っています。

是非飛び込んでみてください。