オーストラリアセミプロサッカーチャレンジ 品川勇翔選手の体験談
2024年4月にセミプロクラブのトライアルにチャレンジし、NSW州リーグ2部(NPL2)のCanterbury Bankstown FCと契約した品川勇翔選手へインタビューしました!
2月に開幕したNPLですが、シーズン途中の移籍マーケットが開くタイミングで難しい部分もあったかと思いますが、聡明な品川選手は見事に契約を勝ち取ってくれました。
レギュラーシーズンも残りわずかですが、来シーズンに繋がる活躍を期待しています!
それで品川選手へのインタビューをどうぞ!
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Q.日本でのサッカー歴を教えてください?
県立高校のサッカー部を経て、千葉県リーグに所属する社会人チームで6年間活動していました。
Q.オーストラリアにチャレンジした理由は?
日本だけでなく海外でサッカーをすることが夢のひとつであり、それを叶えるためにオーストラリアに渡りました。オーストラリアを選んだ理由としては、ワーキングホリデービザで働きながら、セミプロのカテゴリーに挑戦することが出来るからです。
Q.オーストラリアのサッカーはどう感じましたか?
フィジカルを最大限活かした縦に速いサッカーで、日本のように細かいパスを繋ぎながら前進するサッカーとの違いを痛感しています。ですが、ゴールへの最短を選択しながらの素早い攻撃は新鮮で面白いです。
Q.トライアルで工夫したことはありますか?またどういうプレーが評価されたと思いますか?
アマチュアリーグで数試合経験し、足元の細かい技術やアジリティは、オーストラリア人選手にはない私自身の強みであると感じていました。なので、ポゼッション練習やミニゲームなど、狭い空間での練習は特に意識的に取り組みました。
そのようなオーストラリア人選手にはない自分の強みが、評価に繋がったのかなと感じています。
Q.チームの雰囲気はどうですか?
チームメイトはとても明るいナイスガイが多いです。監督も陽気な方で、日本人選手を気に入ってくれていると感じます。また私の他に、日本人選手が1人いるのでとても心強いです。
Q.英語でのコミュニケーションはどうですか?
チームメイトも私の英語を理解しようとしてくれていて、日常的な会話はなんとか出来ています。しかし、サッカー中の英語でのコミュニケーションは、まだまだ頑張らなければならないと感じています。日本でできた要求が英語になるとできず、結果として自分が思うようにプレーできないことが多々あります。英語力が上がれば、よりチームメイトの信頼も得られ、プレーの幅も広がると感じています。
Q.オーストラリアの生活は慣れましたか?
オーストラリアは治安や気候を含めて、日本と同じように生活することが可能です。なので、オーストラリアでの生活は非常に快適に感じています。強いてあげるなら、私のシェアハウスは浴槽がないので、湯船に浸かることができないのが辛く感じることがあります。
Q.シーズン途中からの加入になりますが、今後の目標を教えてください。
シーズン途中に加入したこともあり、少ない試合数で結果を出す必要があります。また、オーストラリアサッカーでは日本以上に、結果が監督やチームメイトの信頼獲得に直結します。残り3試合、結果にこだわって、来シーズンに繋げられるようにしたいです。