オーストラリアセミプロサッカーチャレンジ 品川勇翔選手の体験談

2024.08.20体験談

2024年4月にセミプロクラブのトライアルにチャレンジし、NSW州リーグ2部(NPL2)のCanterbury Bankstown FCと契約した品川勇翔選手へインタビューしました!

2月に開幕したNPLですが、シーズン途中の移籍マーケットが開くタイミングで難しい部分もあったかと思いますが、聡明な品川選手は見事に契約を勝ち取ってくれました。

レギュラーシーズンも残りわずかですが、来シーズンに繋がる活躍を期待しています!

それで品川選手へのインタビューをどうぞ!

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Q.日本でのサッカー歴を教えてください?

県立高校のサッカー部を経て、千葉県リーグに所属する社会人チームで6年間活動していました。

Q.オーストラリアにチャレンジした理由は?

日本だけでなく海外でサッカーをすることが夢のひとつであり、それを叶えるためにオーストラリアに渡りました。オーストラリアを選んだ理由としては、ワーキングホリデービザで働きながら、セミプロのカテゴリーに挑戦することが出来るからです。

Q.オーストラリアのサッカーはどう感じましたか?

フィジカルを最大限活かした縦に速いサッカーで、日本のように細かいパスを繋ぎながら前進するサッカーとの違いを痛感しています。ですが、ゴールへの最短を選択しながらの素早い攻撃は新鮮で面白いです。

Q.トライアルで工夫したことはありますか?またどういうプレーが評価されたと思いますか?

アマチュアリーグで数試合経験し、足元の細かい技術やアジリティは、オーストラリア人選手にはない私自身の強みであると感じていました。なので、ポゼッション練習やミニゲームなど、狭い空間での練習は特に意識的に取り組みました。

そのようなオーストラリア人選手にはない自分の強みが、評価に繋がったのかなと感じています。

Q.チームの雰囲気はどうですか?

チームメイトはとても明るいナイスガイが多いです。監督も陽気な方で、日本人選手を気に入ってくれていると感じます。また私の他に、日本人選手が1人いるのでとても心強いです。

Q.英語でのコミュニケーションはどうですか?

チームメイトも私の英語を理解しようとしてくれていて、日常的な会話はなんとか出来ています。しかし、サッカー中の英語でのコミュニケーションは、まだまだ頑張らなければならないと感じています。日本でできた要求が英語になるとできず、結果として自分が思うようにプレーできないことが多々あります。英語力が上がれば、よりチームメイトの信頼も得られ、プレーの幅も広がると感じています。

Q.オーストラリアの生活は慣れましたか?

オーストラリアは治安や気候を含めて、日本と同じように生活することが可能です。なので、オーストラリアでの生活は非常に快適に感じています。強いてあげるなら、私のシェアハウスは浴槽がないので、湯船に浸かることができないのが辛く感じることがあります。

Q.シーズン途中からの加入になりますが、今後の目標を教えてください。

シーズン途中に加入したこともあり、少ない試合数で結果を出す必要があります。また、オーストラリアサッカーでは日本以上に、結果が監督やチームメイトの信頼獲得に直結します。残り3試合、結果にこだわって、来シーズンに繋げられるようにしたいです。