オーストラリア女子サッカーを視察してきました。
無事オーストラリアサッカーの視察を終え、日本に帰国しました。
美味しいものをいっぱい食べてきました。どうも小林です!
楽しみにしていた台湾は飛行機の遅れもあり、結局、タイペイ駅に高速バスで行き、ふらふら30分ほど歩き空港へ戻ることしかできませんでした。
次回はもっと時間のある乗り継ぎで台湾を満喫したいと思います!
オーストラリア女子サッカー視察
今回のオーストラリア視察の最大の目的は女子サッカーを見ること。
弊社と提携先の豪州ソリューションズが提供する短期留学プログラムに参加していただいたフットサル女子日本代表の藤田実桜選手のサポートを行ないながらオーストラリア女子サッカーのレベルを改めて確認してきました。
ニューサウスウェールズ州1部(オーストラリア2部)に位置するSydney University SFC、Manly United FC、Blacktown Spartans FCと計3チームの練習に参加。
正直、私が思っていたよりも足元の基本技術が高く、プレースピードもあり、確実にオーストラリア女子サッカーのレベルは進化しています。
もともとフィジカルに定評のあるオーストラリアですが、180cmを超える選手が数人いました。ゴールキーパーに至っては190cm程あったのではないでしょうか。
シュート練習では「ドン」という音とともに強烈なシュートを放っていました。躊躇なくダイナミックにトライしています。
生まれ持ってフィジカルに恵まれた選手達が技術や戦術を確実に習得してきています。脅威ですね。
そのなかでも藤田選手は高い技術と判断力を見せつけ、それぞれのチームで群を抜いていました。
判断の速さはプレースピードにも繋がります。相手の逆を突くステップも突出していたので、オーストラリア人選手はボールを奪うのが困難だったと思います。
シュートは「ドン」というオーストラリア人選手とは対照的にキーパーの位置を確認してしっかりとコースを狙い確実に決めます。プレースタイルの違いも出ていますね。
フレンドリーなオーストラリア人選手は英語で話し掛けてきます。チーム内のコーチングももちろん英語です。
チームに受け入れてもらい、実力を発揮するにはコミュニケーションが必要になってきます。いかに卓越したスキルをもっていても海外で成功するには言葉が重要ようになります。
本田選手、長友選手や岡崎選手、一昔前の中田英寿選手などヨーロッパで活躍する選手を見てみるとやはり言葉のスキルやコミュニケーション能力も高いですよね。
プレーにおいては余裕をもっていた藤田選手ですが英語でのコミュニケーションには苦戦していたようです。ですがコミュニケーションを取ろうとする姿勢はさすがでした。
試合前後の調整などでポゼッションの練習を多く見る事ができました。戦術の練習を多く取り入れているのはヨーロッパサッカーを意識しているのかもしれません。
戦術、技術ともに伸びてきているオーストラリア女子サッカーにやはり注目していきたいですね!
複雑な制限の練習で選手達も困惑しながらプレーを続けていましたが、実に楽しそうにプレーしていたのも印象的でした。
日本人のスキルは十分に通用することを証明してくれた藤田選手。
現在、大学4年生ということもあり、次のチャレンジに移るタイミングです。卒業後は是非、オーストラリアでプレーしてほしいですね。
そしてオーストラリア女子サッカーのトップリーグWリーグでの活躍を見てみたいです!
私たちはこれからも藤田選手を応援していきます!