オーストラリアサッカー視察 Wollongongサッカーで思うこと。

2019.03.29サッカー日記
オーストラリアサッカー寺本たかお

オーストラリアサッカー視察から帰国して早くも2週間が経とうとしています。

帰国後も慌ただしく、ようやく落ち着きを取り戻してきたので、やっとブログを更新できました!

どうも小林です。

シドニー到着直後にオリジナル英会話レッスンへ!

上海経由で成田空港から出発し、トータル14時間ほどのフライトでシドニー空港に到着しました。

豪州ソリューションズ宮下代表が空港まで迎えに来てくれて、その足でシドニー北部の街、チャッツウッドで行われるオリジナル英会話レッスンへ行くことに。

豪州ソリューションズのオリジナル英会話レッスンでは、NSW州1部Manly United FCのU-15カテゴリーでコーチをするアルさんとネイティブ英会話を楽しめます。

レッスンと言ってはいますが、堅苦しいものではなく、サッカーのことはもちろん様々な話題を英語を使って話そうというもの。

カフェでコーヒーを飲みながらリラックスした雰囲気がまたいい感じですね。

数年ぶりに再会したアルさんは私のことを覚えててくれました。

次に会えるのを楽しみに、英語を磨いておきます!

オーストラリアサッカーオリジナル英会話

Illawarra Premier Leagueを観戦。Wollongongサッカーで思うこと。

シドニー中心部のセントラル駅を出発し、1時間30分電車に揺られ辿り着いたのがウロンゴン(Wollongong)という街。

車では通ったことがあったのですが、実は初めて電車で行きました。

正直、なかなか遠かったです。

Wollongong駅

駅近くにはショッピングモールもあり、思ったより栄えていました笑

そしてウロンゴンに降り立った一つ目の理由がこの男。

オーストラリアサッカー寺本たかお

そう、寺本たかお。

九州男児TAKAOの方が馴染みがあるかもしれません。

九州男児TAKAOのブログはこちら↓
新九州男児Takaowebsite

Illawarra Premier Leagueに所属するCringila Lionsの選手として活躍中です!

シドニーサッカー留学オーストラリアサッカーウロンゴンオーストラリアサッカーWollongong

開幕前のトレーニングマッチということで、日本人選手はスタメン外。

中盤を上手く使えないCringila Lionsは、ボールポゼッションを相手に奪われ苦戦していましたが、カウンターで得たFKから先制点をあげました。

内容はダメダメでも、点を取ったらオールオッケーな雰囲気に。

これもまたオーストラリアサッカーの面白いところです!

ですが得点後もやはり中盤を上手く使えない。

幸か不幸かCringilaの中盤の選手が激昂し退場したのきっかけに、九州男児TAKAOがフィールドに立ちました。

結論からいうと、明らかに中盤が良くなりました。

TAKAOのチェイスから相手が簡単にボールを繋げなくなり、また、TAKAOがバランスを取ることでいくらかショートパスが繋がるようになりました。

日本人プレーヤーはサッカーIQが高いので、しっかりバランスを見てポジションを取ります。オフの動きの質は比較的に高いといえます。

ですがこれだけではダメなんです。

見る人が見れば評価されるプレーもオーストラリアではなかなか評価されません。
日本で評価されてきたプレーもオーストラリアでは難しくなります。

TAKAOのプレーは、さらにもう一歩踏み込んでいます。
自陣深くまで戻り、相手のゴール前まで迫ります。

長年オーストラリアでプレーする彼は、何をすれば評価されるかがわかっています。

動き回ることが絶対というわけではなく、そのチームに必要なことを日本人の良さ+アルファで実践していくということです。

バランスを取ること、綺麗なスルーパスを通すこと、ボールを失わないこと、運動量があること、見る人が見れば評価されるプレーですが、オーストラリアで、しかも外国人枠で契約するには、さらに+アルファで目立たなければなりません。

そして何より戦えなければなりません。

オーストラリアサッカーCringila Lionsウロンゴンサッカー

特にウロンゴンのサッカーは、みんな口を揃えてフィジカルが必要と言います。

州リーグとは違いロングボールを多用するクラブが多いウロンゴンでは、体をぶつけてキープすることができて初めて自分のプレーを活かせます。

日本とはサッカーの質も選手の体格も違うオーストラリアで成功するには一筋縄ではいきません。

テクニック、サッカーIQの高い日本人ですが、上手くいかない場合に「ではどうする?」が欠けていることが多々あります。

自分のプレースタイル、目立つためのプレー、監督が求めているプレー、立場や状況によって使いこなさなければいけません。

海外でサッカーをするのは簡単なことではありません。

ですが日本人は賢く上手い選手がたくさんいます。

実際に日本人選手の評価は高いです。

オーストラリアに限らず海外サッカーに順応し、世界で活躍する日本人選手が増えることを期待しています!

そんなことを思ったウロンゴンサッカー視察でした。

オーストラリアサッカーConiston FC

ちなみにウロンゴンに行った二つ目の理由として、榎戸皓平選手が所属するConiston FCの試合も視察しました。

とはいうもののスケジュールがうまく合わず、視察時間はたったの10分。

榎戸選手とは会いましたが、改めて後日会うことを約束しその場を立ちました。

続きはまた後日!