Bellambi Rosellas FC 仲宗根龍真選手の試合を視察してきました!
2023シドニーの旅2日目のメインは独立リーグ1部Bellambi Rosellas FCに所属する仲宗根龍真(なかそねたつま)選手の試合観戦です!
今回の旅の一番の目的になります!
やっとこさ、この記事を書くことができます。
忙しぶっている私は、そうです、小林です。
前回の記事ではシドニーの雰囲気少し紹介しましたが、今回はサッカーのことを書いていきたいと思います!
【前回記事】
→オーストラリアサッカー留学!2023シドニーの旅の初日はこんな流れだった!
2日目の午後、豪州ソリューションズ宮下代表の運転のもと、シドニーの街から車で1時間ちょっとかけて、試合が行われるJJ Kelly Parkに向かいしました。
到着するや否や龍真選手がグラウンドに出てきました。
試合前だったので軽く挨拶をして見守ることに。
キックオフ前には背番号と名前がアナウンスされ高揚感と緊張感が高まってきました。
今回の相手はConiston FC。
以前に榎戸選手が活躍したチームになります!
龍真選手は左ウィングで先発出場。
キックオフの笛とともに選手たちはダイナミックに動き出します。
前半の序盤は龍真選手のBellambiがサイドを起点にチャンスを作るシーンもありましたが、徐々にボールポゼッションに勝るConistonが主導権を握る展開に。
1対1では絶対に負けない龍真選手でしたが、得意のドリブルで仕掛けるためサイドに開くとボールがこない、ボールを受けるために中に入ってボールをさばいても、いい形で勝負できないというジレンマに陥っているようでした。
中盤(味方)の簡単なミスでボールロストするシーンも多くあり、攻撃のリズムがつかめないうえ、相手のパス回しにもついていけず大苦戦。
試合終盤に龍真選手がトップ(中央)にポジションが変わり、個人で打開するシーンが少しでてきましたが時すでに遅し。
終わってみれば0-8の大敗でした。
Conistonのセンターバックも日本人選手でとても安定していて良いプレーをしていました。
日本人同士のマッチアップもオーストラリアサッカーの面白いとことです!
Conistonはバックとミッドフィルダーでショートパスを上手に繋ぐなぎ攻撃を展開していった印象でした。
一方、Bellambiは、中央でショートパスをつなぐも簡単なミス(トラップミスや判断が遅く詰められる)でロストしていました。
サイドにも展開できず、奪われる位置も悪いので大量失点に。
攻撃の糸口は前述した通り龍真選手がトップに入り、バイタルエリア付近でボールを受けてDFを1枚は交わして、どうにかするという形。
Bellambiのボランチに足元が上手く展開力のある日本人選手がいれば龍真選手ととも活躍できるのにと率直に思いました。
ボランチのチャレンジャー大募集です(笑)
龍真選手はフィジカルでも負けておらず、足元の技術はBellambiのなかでは圧倒的に高かったです!
1対1で戦えることがまずベースにあり、そのうえで持ち前の技術や速さ、頭の良さ(サッカーIQの高さ)を発揮できる選手が、オーストラリアで成功できます!
「技術レベルが低くボールがつながらない」「サッカーを理解していない」「蹴ってフィジカル勝負ばかりでサッカーが合わない」などなど、上手くいかない理由はたくさんできてきます。
確かにその通りなことも多くあります。
ですが、サッカーはそういうものです。
サッカーから個人の選手の希望に寄ることはありません。(メッシならあるかも)
今いる現状のサッカーのなかで結果を求めらます。
特に海外では助っ人外国人として突出した成果を出さなくてはいけません。
2019年に初めて渡航しU20のカテゴリーから長らくオーストラリアでプレーしている龍真選手は、もちろんそのことをよく理解していました!
上のレベルでプレーできるポテンシャルを持っている龍真選手、今回の試合以前からの膝の怪我もあり現在は治療に専念中ですが、来シーズンの大暴れを期待しています!
試合後にシドニーの中心街にある中華料理屋で食事をしました。
私が「中華がゆが美味しい」といって注文して出てきたのがスープでした(笑)
「これも美味しいですよ」といって平らげてくれた優しい龍真選手です!
これからも全力で応援していこうと思います!!