-インテグラルトレーニング- サッカーC級コーチリフレッシュ講習会に行ってきました
どうも小林です。
先日、サッカーC級コーチライセンスのリフレッシュ講習会に行ってきました。
JFA公認のサッカーコーチライセンスを維持するためにリフレッシュ講習というサッカーの勉強会に参加することが義務付けられています。
ということで、今回は「インテグラルトレーニングの理論と実践」というテーマの講習を受けてきました。
インテグラルトレーニングというのは簡単に言うと、技術、戦術、視野の確保、思考、判断・決断、フィジカルなどのサッカーの実践で必要とされるあらゆる要素を含ませたトレーニングのことを言います。
例えば持久力のトレーニングにしても、ただ走るのではなくテクニックや判断・決断などの要素を含ませたトレーニングメニューを考えます。
「ほう、面白そうだな」ということで今回はこのテーマを選んで参加したのですが、インテグラルトレーニングの中でもフィジカルトレーニングが中心の内容でした。
スピードを鍛えるトレーニングに試合の要素を入れて選手をどう走らせるか、持久力のトレーニングにパスの基本技術をどう組み込むか、考えるととても面白かったです。
サッカーを上手くなるにはサッカーをするのが一番ということですね。
何か1つの要素を切り取ってそれだけをやるのではなく、すべてのトレーニングにサッカーで必要な技術や実践で起こる要素を含めるというトレーニングメニューの考え方でもあります。
エリート選手とそうでない選手のフィジカルの差を科学的なデータをもとに検証したり、とても有意義な時間でした。
経験則や感覚も大事ですが、ときにデータと照らし合わせてサッカーを検証することも必要ですね。
海外のサッカーに触れると日本で習ってきたことと違うことが多々あります。
評価の基準が違うので指導も変わってきます。
ですが「試合に勝つ」という目的はどんなサッカーでも同じです。
何かが間違っているということはないのかもしれません。
何が最も有効な手段なのか、いろんな角度から自分で考えることが重要ですね。
私も海外サッカーを経験したことで、自分のサッカー観がより深くなったと実感しています。
インテグラルトレーニングから話がそれましたが、サッカーはトレーニングひとつとってもの本当に奥深いです。
経験則だけではなく、しっかりと勉強することも大切ですね。
そして勉強した知識を答えとせず、しっかりと自分のなかで噛み砕きながら経験則と合わせ、サッカー観を養っていければと思います。
サッカーの勉強はつきませんね!