海外サッカークラブのセレクションにいってみた。
とある海外サッカークラブの日本国内でのセレクションにいってきました。
行ったと言っても自分がプレーしたわけではありません。見学です。
形式は8対8のミニゲームを繰り返し行うというもの。
自分をアプールしようと一生懸命プレーする選手を見ていたら、ちょっとだけ昔の自分を思い出しました。いえ、だいぶ思い出しました。
私も国内、海外問わず、クラブチームのセレクションを何度も受けました。挫折の連続でしたがようやくオーストラリアの地でStanmore Hawks(現NSW州プレミアリーグ3部)と契約できたときは素直に嬉しかったですね。
セレクションはというと、何人かの選手が判断力、テクニック、ファイジカルに長けていて目立ってはいましたが、全体的にプレスが遅かったり弱かったりしていたので正直、海外でそのプレーが通用するかはわかりません。
ただ、可能性を感じさせられる選手がいたことは確かので是非チャレンジしてもらいたいものです。
「自分の強みはなんだったんだろう」なんてことを改めて考えながらプレーを見ていたら、なかなか面白かったですね。
彼の強みはなんだろう、とか。
そして自分の強みを引き出すプレーの準備はできているのか、とか。
見知らぬ選手同士のゲームでいきなりリーダーシップが取れるのか、とか。
ただ単純にいつものプレーをするのか、セレクションとしての見せ方を考えてプレーするのか、とか。
選ぶ側の意図は、必要とされる選手は、とか。
とか、とか。
私は特にファーストタッチと対人プレーに注意して見てましたね。
サッカーを構築する要素は様々です。自分というピースが11人のなかでどんな役割でどんか効果があるのかを考えるのもプレーの質を上げるのに効果的ですね。
もちろん圧倒的な身体能力で全てをまかなえるスーパーな選手もいますが。(自分はそうでなかったのでそういう選手はうらやましく思います。)
若い選手が海外で活躍し日本に戻ってきたときに、その軌跡を語り、次の世代の育成につなげていってくれたら嬉しいですね。