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オーストラリアサッカー佐橋大輔 2017年09月29日

オーストラリアサッカー 佐橋大輔選手の体験談

こんにちは。今年の2月から9月末までオーストラリアに留学していた佐橋大輔と申します。今回は自分の留学体験談を書かして頂きます。

自分のオーストラリアへの留学理由は、大学在学中に人と違う特別なことを経験したかったこと、もう一度サッカーに打ち込む日々を経験したかったこと、実践的な英語を手に入れることです。

こうした理由の詳細を自分のbackground を含めて少し書かせて頂きます。

自分は高校の頃、Jリーグのユースチームに所属してました。しかし、途中から大学受験に比重を強く置いたため、自分の中でサッカーをやり切ることが出来ず、未練が残っていました。

一般受験で大学に入学した後は、怪我の影響で手術や長いリハビリ期間が必要でした。三年の夏まで6回ものア式蹴球部(大学体育会サッカー部)のランテストを受けましたが、合格することができず、最後は疲労骨折になりア式蹴球部への入部を諦めました。

私にとってア式蹴球部への入部が大学生活中での最大の目標でそれしかありませんでした。

よって疲労骨折になった時、このままでは大学生活に何も残らない。何か特別な経験をしないといけないと危機感を感じました。

英語に関しては、将来実践的な英語を使えるようになるには、脳の吸収が良いとされる若い年齢、できるだけ早い段階で英語圏で生活することが大事だと感じていました。

その二つのことを考慮した上で、上記で述べた事柄を満たせるオーストラリアへの留学を決めました。

オーストラリア佐橋大輔1

ここからはオーストラリアの生活に関して書かせていただきます。

私は学生ビザでオーストラリアに留学していたため、平日の8:45〜2:30までは学校に行き、その後サッカーかバイトをし、土日のどちらかに試合があるという生活をしていました。

私はオーストラリアに帰国してすぐに手術箇所を再び負傷してしまったため、シーズン開幕前にどこのセミプロのチームのトライアルに参加することが出来ませんでした。そのため5月の再登録期間までは、アマチュアのチームに所属してました。

またこの時は怪我の他にも、財布を盗られたり、気管支炎になったり、前歯が欠けたりと辛いことが多かったです。

この期間を経て、周りの視線を気にせず、自分は自分他人は他人、他の人の目線を気にして生活してても意味がないと割り切ることが必要だと感じました。

当たり前や普通といった言葉にとらわれては何にも出来ない。普通か普通じゃないかを決めるのは誰でもない自分だということを実感しました。

再登録期間の5月に、初めて行ったウーロンゴンのセミプロのチームにトライアルを経て加入することが出来ました。

オーストラリアのサッカーは予想以上に激しかったです。

球際やイーブンのボールでも思いっきり足を振り抜いてきたり、自分が中盤でボールを持った時にラグビーのタックルのように突っ込んでくる人も多かったです。

またそういうサッカーでは日本と違って、戦うことが求められ、評価の対象になると感じました。

私自身、セミプロのチームに移籍した最初の試合で、自分のディフェンスにいちゃもんつけてきた相手に対して激しくタックルをして乱闘騒ぎを起こしました。

ベンチメンバーを含めた多くの相手選手が自分に詰め寄ってきたので、自分も退場覚悟で応戦しようとしましたが、チームメートと審判にその場から遠ざけられてしまいました。

しかし試合の後にチームメートや監督からタックルを含めた戦うプレーをとても褒めてもらいました。その結果2日後の試合では一軍でフル出場で使ってくれました。

その試合でも、試合終了約10分前のラストの交代枠で自分が交代を命じられた時に、キャプテンや何人かのチームメートが監督に抗議して自分の交代を取り消してくれて、代わりに相方のボランチが交代になりました。

これは完全に個人的な例なので、全ての人がそうとはわかりませんが。

また学校やバイトを通じて様々な国籍の人と交流できたのは本当に楽しかったし、素晴らしい経験でした。今までずっと日本で暮らしてきたので、外国人の考えや行動の全てが自分にとって新鮮でした。

学校ではブラジル、コロンビア、アルゼンチン、タイ、メキシコ、ベトナム、ネパールなど様々な国籍の友達が出来ました。

特にブラジル人の友達はたくさん出来て、ブラジルBBQにも参加してました。
南米の人は本当に明るくてフレンドリーでした。

こうした経験を通して、日本人の良いところや悪いところが見えてきたり、確実に自分の視座を広げることが出来ました。

時には外人の無神経さやマナーの悪さにイライラする時もありましたが、殆どの場面で彼らの優しさや誰に対しても平等な態度、いつでもフレンドリーで明るいキャラクターに好感を抱いてました。

あと一つ、私の友達の中で最も素晴らしい人の一人から学んだエピソードを紹介します。

その子は私と同い年のタイ人の女の子でした。その子は私と同い年なのに、自分よりも明らかにハードに仕事をこなしていました。しかもその子の仕事はバーテンダーです。

その子は朝の4時から昼の3時や夜の9時から次の日の朝4時というシフトで働いてました。そしてそんな次の日に疲れた様子を見せずに平然と学校に現れてました。

そして会話の時でも常に相手の意見をまず聞くスタイルを貫いてて、例えペアの相手が彼女の意見に反対しても彼女は必ず相手の意見を尊重してました。

また、私が風邪をひいて声をほとんど出せず、咳が止まらないのに、彼女はペアワークで嫌な態度を見せる事なくずっと笑顔でした。

彼女と出会ってから、いかに自分が自立できてないか、弱さ、自分への甘さ、要は人間としての未熟さをことごとく痛感しました。

バイトではレストランのホールスタッフをやってました。

私はホールでネイティヴと会話をする事で実践的な英語力を伸ばしたかったので、RSAというお酒の資格を取り、キッチンではなくホールスタッフで働いてました。

自分が働いてた店は小さくて、お客さんのほとんどが地元の常連のオーストラリア人だったので、数ヶ月経つとお客さんも自分のことを覚えてくれて、会話もいつもとても楽しかったです。

具体例としては、オーストラリア人の二人組と非常に会話が弾んで、1日でfor you と言って、チップで19ドルもらった時は本当に嬉しかったです。

あと良いサービスに成功して、帰り際に名前を聞かれて、次の週に、Hey Dai,we came here to meet with you!と言いながらまた来てくれたのも本当に嬉しかったです。

また、電話予約の際に、アンドリューさんをエンジェルさんと聞き間違いてしまい、来店してからもエンジェルと言い続けてて、エンジェルじゃなくて、アンドリュー!と言われた時はヤバいと思いましたが、笑って許してくれて、次の週からは凄くフレンドリーに接してくれました。

日本でたまに見られる客が絶対的に偉いという考えではなく、オーストラリア人はよりフレンドリーで接してくれたので本当にありがたかったです。

他にもバイトでは良い思い出もやらかした悪い思い出もたくさんあって本当に良い経験でした。

長くなってしまいましたが、私はこの留学を通して本当に多くの出会いに恵まれ、良いことも嫌なことも含めて素晴らしい経験が出来ました。また、来年の卒論や就活へ向けて自分の考えもより明確で強固なものにする事ができました。

大学入学してから留学するまでは人生で最も辛く、本当に生きてる事が苦しいと感じる日々だったので、シドニーでの日々は本当に幸せで楽しかったです。だから日本に帰るときは帰りたくなかったです。

最後にオーストラリアへの留学を考えてる人にアドバイスを送ります。自分はアドバイス言えるほどの立場ではないですが。

サッカーに関しては、怪我をする可能性が日本より高くなったり、セミプロとしてプレー出来るかはその人次第ですが、アマチュアとしては確実にプレーが出来るのでサッカーはできます。日本と違ったタイプのサッカーが経験出来ると思います。

あと、ぜひ新しいこと、どんどん自分の知らないことにチャレンジすることをお勧めします。外国人は日本人と全く考え方が違うので、とても新鮮です。ぜひ異文化を肌で実感して下さい。

それと留学では楽しいことがある反面、辛いことや嫌なことも本当に多いです。

だから私は10個嫌なことが起きたら、1つ良いことが起きると考えるようにしました。

異国でサッカーが出来ること、自分の留学する環境を整えてくれた親や周りの人への感謝の心を持って、小さな幸せをたくさん感じさえすれば確実に楽しめます。

アフリカや北朝鮮などの世界の様々な貧しい地域の貧困に苦しむ人々を思い浮かべて下さい。

彼らと比べたらいかに私たちが幸せなのか実感できるはずです。当たり前のようにご飯を食べてるこの日常は本当に幸せです。

また、何気ない小さな幸せを意識的に感じるようにすることで、私は辛いこと、苦しいことが続いた時期を上手く乗り切ることが出来たと感じています。

それと簡単な日記をノートに書くことで自分の頭の中をクリアにすることが出来ます。

でも苦しいことや辛いことがそれほどダメなことではないとこの留学を通じて感じました。むしろ不可欠だと思いました。

なぜなら苦しいことや辛いことを経験すればするだけ、その分人として強く、優しくなれると感じたからです。それにそうした経験の方が良かったこと以上に、今では鮮明に記憶に残っております。

そういった苦いことが重なれば重なるほど、よいことが起こった時の喜びもデカくなります。

このような経験が人として成長させてくれるんだと思います。またそうした経験をするためには絶えずチャレンジして、自分と真剣に向き合う必要があると感じました。

またそういった経験をした時の対処法としてノートの日記が役立ちます。

毎日の感想を書き続けていれば、どんな時に辛いと感じてどんな時に楽しいと感じるかが見えてきます。忙しい時は電車の移動時間などに携帯にその日の感想をメモして、休みの日やカフェなどに行く空き時間にまとめてノートに書いたりしてました。

ぜひ後悔のない選択をして下さい。

終始偉そうな文面ですいません笑。

こんなに長い駄文を読んでくれてありがとうございました。


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