オーストラリア専門サッカー留学・セミプロトライアル

オーストラリアについて

オーストラリアの基本情報
Infomation of Australia

国旗オーストラリアの国旗
首都キャンベラ
面積約769万2024k㎡(日本の約20倍)
人口約2262万人
言語英語
通貨オーストラリアドル ※A$1=約¥82(2021年12月現在)
時差+1~-1時間(地域により異なる) ※サマータイムは更に+1時間
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  • オーストラリアマップ

オーストラリアは6つの州と2つの特別区に分けられており、首都は首都特別地域に位置するキャンベラになり、国内で最も人口が多いのがニューサウスウェールズ州(NSW州)となっています。

NSWの州都シドニーは自然と近代的な建物とが見事に融合され、「世界で一番美しい港」と言われています。産業も発展しておりヒト、モノ、カネが集まりオーストラリア経済の中心地となっています。

世界の各国と比較しても治安が良く、海外留学生の多くがシドニーを起点に語学や仕事、スポーツなどの活動をしています。

オーストラリアのサッカー
Australia Soccer

オーストラリアの代表的なスポーツと言えばラグビーを思い浮かべる方が多いかと思いますが、ヨーロッパからの移民が多いオーストラリアでは昔から多くの人々がサッカーをプレーしています。

サッカーの競技人口はラグビーや水泳、テニスなどオーストラリアを代表するスポーツよりも多く、その数は100万人を超え国内一となっています。

歴史の発端は1921年にまで遡り、シドニーにてAustralian Soccer Associationを設立したことより始まります。

後に一度活動停止を余儀なくされましたが、1961年にAustralian Soccer Federationを再設立しFIFAに再加盟しました。

現在はFootball Federation Australiaという名称でアジアサッカー連盟に加盟しています。

年々高まるサッカーへの関心のなかで、2004年には国内初のプロリーグ、A-Leagueが設立されました。

2006年にはアジアサッカー連盟への加入、同年、2010年、2014年と3大会連続ワールドカップ出場など、その成長は著しく、現在、世界的にも多大な注目を集めています。

サッカーリーグの枠組みとして、国内唯一のプロリーグであるA-Leagueを頂点に、各州のトップリーグにNational Premier Leagues、以下のカテゴリーにState League、Amateur Leagueがあります。現在、A-LeagueとNational Premier Leaguesには、入れ替えのシステムはありません。

オーストラリアサッカーリーグカテゴリー

A-リーグ
Professional

2004年に設立された国内トップのプロリーグがA-Leagueになります。オーストラリア各地から9チーム、ニュージーランドから1チームが参加しており、全10チームで3回戦総当り(全27節)の1ステージを戦います。

レギュラーシーズンの期間は10月~4月となっており、その後リーグ戦上位6チームがファイナルシリーズに出場し総合優勝チームを決定します。

A-Leagueのレベルは日々上昇しており、近年ではACL(アジアチャンピオンズリーグ)でも好成績を残しています。

2008年シーズンではAdelaide United FCが準優勝し、2014年シーズンではWestern Sydney Wanderersが、サンフレッチェ広島をはじめとするアジアの強豪クラブチームを破り、見事優勝を果たしています。

世界の名立たる選手も数多くA-Leagueでプレーしており、日本人選手では三浦和良選手、小野伸二選手をはじめ多くのJリーガーが在籍し、外国人選手ではデルピエロ選手、ジュニーニョ パウリスタ選手などが実績を残しています。

Aリーグシーズン

Aリーグシーズン

セミプロリーグ
Semi-Professional

A-Leagueが国内唯一のプロリーグになり、各州ごとにあるリーグはセミプロと位置付けることができます。

その中でもシドニーを中心に強豪クラブチームがしのぎを削るニューサウスウェールズ州がトップレベルと言われています。前述した日本人選手や外国人選手も主にシドニー近郊のチームで活躍しています。

ニューサウスウェールズ(NSW)州のセミプロリーグは3つの運営組織が存在しています。

メインとなるのがFOOTBALL NSWで、その他にそれぞれ独立したリーグを運営する北地区のNORTHERN NSW FOOTBALLと南地区のFOOTBALL SOUTH COASTがあります。

各リーグのレギュラーシーズンは3月~8月となっており、その後リーグ戦上位チームによるプレーオフが行われます。

チームの入れ替えはレギュラーシーズンの成績を基に、優勝チームは上位リーグへ昇格、最下位チームは下位リーグへ降格となります。各組織が運営するリーグは下記の表をご参照ください。

2017年シーズンでは鹿島アントラーズなどで活躍した元日本代表の田代有三選手がNSW州1部のウーロンゴン・ウルブスでプレーし、2018年には同じく元日本代表の野沢拓也もウーロンゴン・ウルブスに加入しています。

州1部のクラブチームでは元Aリーガーやヨーロッパで活躍していた選手なども多く在籍しています。

また、各リーグのトップカテゴリーには外国人枠が設けれていて、それぞれ2枠となっています。

NSW州セミプロリーグ一覧(Men’s)

FOOTBALL NSW

NORTHERN NSW FOOTBALL

  • National Premier Leagues Northern NSW
  • New FM Northern League 1

FOOTBALL SOUTH COAST

女子リーグはこちら

サッカー選手の報酬
Payment

オーストラリアのトップリーグA-Leagueの選手たちの平均年俸は日本円で約1,250万円(約125,000AUSドル)です。

その中でもスター選手として活躍している選手は、クラブチームによっては5,000万円から1億円近く貰っています。

各州のセミプロクラブチームでは年俸制ではなく、出場給という形で1試合当たりの給料を貰う契約が一般的です。

試合の無いオフシーズンは無給となるので、サッカーだけの給料で生活している選手は少なく、他の仕事と掛け持ちで生活している選手がほとんどです。

ニューサウスウェールズ州の1試合の出場給の目安は以下の通りです。

NPL NSW
5万円~15万円(500AUSドル〜1500AUSドル)
NSW League One
2万円~7万円(200AUSドル〜700AUSドル)
NSW League Two
無給~5万円(500AUSドル)
NSW League Three
無給~5万円(500AUSドル)

シーズン中は毎週末に試合があるので4試合分が月給の目安になります。

※ドル円レートは計算を簡単にするためA$1=¥100で換算しています。

オーストラリアのメリット
Merits of Australia

オーストラリアがサッカー留学やセミプロチャレンジに選ばれる理由には大きく4つほどポイントがあるので紹介します。

メリット1
日本人のスキルが必要とされている

国内トップのA-Leagueでは現代サッカーに適したポゼッションサッカーをするクラブチームも多いですが、各州のセミプロリーグにおいてはまだまだ追いついていないのが現状です。

オーストラリアサッカーの特徴として身体的な強さなどダイナミックなプレースタイルが目立ちますが、より良いサッカーを実現するには日本人特有の【テクニック】【クイックネス】そして何より【判断力】が必要です。もちろんオーストラリア人に対抗するフィジカルでチャレンジするのも自分の武器を磨く上で効果的なことです。

各クラブチームの監督はバランスの良いチーム作りのため、多様な選手を必要としています。

メリット2
セミプロでしっかりと給料がもらえる

前述した通りニューサウスウェールズ州のトップリーグではセミプロと言えどもしっかりした給料形態があります。

National Premier Leaguesで貰える可能性がある月給20万円(出場給500AUSドル×4試合)は日本の大卒初任給の平均額程になります。

Men’s State Leagueでも活躍によっては高給の契約が可能です。契約によっては出場給に加え勝利給などもあります。

メリット3
長期滞在に必要なビザが取得できる

オーストラリアにはワーキングホリデーという制度があります。

ワーキングホリデービザは18歳から30歳までの人が一生に一度取得できるもので、最長2年間の滞在が可能で働くこともできます。

また、語学学校や専門学校など、在学している期間は何年でも滞在可能な学生ビザの取得も簡単です。

日中に授業を受け夕方の練習と週末の試合をこなすことができます。ワーキングホリデービザと学生ビザを取得し、合計5シーズンプレーした日本人選手もいます。

メリット4
サッカーを通して生きた英語が学習できる

海外でサッカーをするのに重要になるのがコミュニケーションです。オーストラリアの公用語は英語なのでチームメイトとの会話や監督の指示などももちろん英語を使います。

日々の生活や語学学校での学習にプラスして、サッカーを通じたコミュニケーションのなかで自然と英語を話し上達していきくことができます。

英語の上達は将来のサッカー選手を引退した後のセカンドキャリアにも有利に働きます。現役引退後に英語を使った職に就く人も多くいます。